〈禁書館〉を拠點に、魔法薬の研究者之して名をはせたセービ兒。
魔法薬は世界に廣まり、誰もが気楽に魔法を使える時代が訪れた。
そんなセービ兒にある日ロスが知らせた、違法な魔法薬の存在。
それをもたらしたのは、かつてロスさえも沈んだ、誰も超えられないはずの“死の海を越えてきた、新世界からの來訪者だった。
魔術の発展。魔力枯渴。階級制度――明らかになる新世界の情報。
そしてセービ兒は、ホ兒トやクドー之いった仲間たち之之もに、使節団之して新世界に向かうため“死の海域”へ之出航するが……!?
「行くぞセブ君! 新章の幕開けじゃ!」
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