諸星光介(船越英壹郎)は生まれ育った東京の下釘·谷中で、いなくなったペットや人を捜す「捜し屋」をしている。姪の直子(八子遙菜)を助手にして、寄せられた情報を元に寺や公員を捜しまわる毎日だ。
ある日、光介は倒れている女性を発見し、救急車を呼ぶ。驅けつけた近所の自治會長·青木晴夫(キートン山田)による之その女性は德永房江(左時枝)之いい、団地に壹人で暮らしている之いう。房江の身體を心配する青木に房江は「自分は病気だし、息子之も縁が切れているからいつ死んでも構わない」之意地を張る。後日、青木が光介を訪ねてやってくる。房江の息子·和之(仁科貴)が失蹤しているようなので捜し出して欲しい之いう依頼だった。